スズメバチの巣、強制撤去 -5月26日-

 

毎日、お店の掃除をしていますが、先週の土曜日の朝、
裏の窓の上にスズメバチが巣を作りかけているのを発見しました。

 

こんなサングラスをしたイカツイのが、せっせと巣を建築中でした。

 

「毎日掃除をしているのに、いつの間に作ったんだろう、昨日はなかったのに」
と思わず感心してしまいましたが、こんな所に作られてお客様が襲われでもしたら
大変なので、退去してもらうことにしました。

 

でも過去にハチに刺されたことのある私は、近づくのも怖くて
どうやって撤去しようか迷っていました。
最終的には市に頼むしかないかとも思いましたが、作りかけの
こんな小さいものをお願いするのもなんだかなぁとも思っていました。

 

その時、巣をつくっていたのは、幸いまだ1匹だったので、意を決してもう一度、
巣の場所に行ってみると、どうやら建築資材を取りに行ったのか留守中でした。

 

ちょっとかわいそうにも思いましたが、敷金・礼金ももらっていないので、
強制撤去させてもらいました。
仕返しされると怖いので、根こそぎ跡形もない状態にさせてもらいました。
戻って来てびっくりしたかもしれませんね。

 

そういえば、あの数日前、店の周りをスズメバチが1匹飛び回っていました。
あれは、きっと物件探しをしていたんでしょうね。

 

あれから二日間、もう同じ場所に巣をつくる気配はないようなので、
多分もう大丈夫だろうと思います。

 

 

イラストはこちらから頂きました。
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ちょっとした思い込みの違い -5月15日-

 
同じ銘柄のコーヒーは、どこで買っても同じような味なの?

いいえ、コーヒーは手選別の丁寧さ、焙煎技術や焙煎機の設置条件などによって、全くと言っても言い過ぎでないほど味が変わります。つまり、自家焙煎珈琲屋でまったく違います。

 

想像しやすい例で言えば、まったく同じ食材を仕入れてまったく同じ料理を作ったとしても、料理をする人が違えば調理技術も器具などの条件も違うので、それぞれ違う料理になったりしますよね。それと同じなのです。

 

こちらが当たり前と思い込んでいることが、相手にとっては当たり前でないことというのは、世の中たくさんありますね。
お店とお客様の間にも、よくあります。

 

特に新規のお客様から、こんなことをよく言われます。
「キリマンジャロは、酸っぱいから好きじゃない」

 

『キリマンジャロ = 酸っぱい』
というのは、お客様の思い込みです。
たいていの場合、最初に飲んだ経験が思い込みをつくるのかもしれませんが、いずれにしても、『キリマンジャロという銘柄のコーヒーは酸っぱいのだ』と思ってしまっているわけですね。

 

どこの店で買おうが、です。

 

 

一方、お店側の思い込みはこうです。
「焙煎技術や焙煎機の設置条件などによって、コーヒーの味は大きく変わる。だから、『キリマンジャロ ≠ 酸っぱい』もあり得る」

 

焙煎屋さんは、多くの場合(少なくとも私は)、お客様もこのことを知っているだろうと、勝手に思い込んでいるわけです。お客様にこのことをお伝えし、試飲していただくと、本当にびっくりされます。

 

13年お店をやってきましたが、まだまだお客様目線になれていないな、と自戒しております。
毎日の接客の中から学ばせていただくことは、非常にたくさんあります。

 

でもご質問にお答えして、お客様に”アハ体験”して喜んでいただくのは、本当はとても嬉しいのです。

 

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