8月12日 充実した一週間&お別れ
先週一週間、アメリカから来た学生をホームステイで受け入れました。
うちの定休日である日曜日に来て、日曜日に次のホームステイ先へ発つというスケージュールだったので、近場へ連れて行ったり、外食をする程度のことしかできず、こちらとしては少し心残りという感じもしましたが、初めて日本に来た彼にとっては、見るもの聞くもの、経験することすべてが新鮮だったようで、結果的に満足な一週間を過ごしてくれたようです。
実際、テレビを観ているだけでも楽しかったみたいです。(「日本のCMは変だけどオモシロイ!」だそうです(笑))
初日の月曜日、特に予定がないということで、岡崎観光の定番(?)の、岡崎城と八丁味噌見学に連れて行きました。
先週一週間は、記録的な暑さで、前日、日本に到着したばかりの彼にとっては、少々堪えたようで、その晩は夕食も食べずに翌朝まで寝てしまうことになりました。
翌日からは、すっかり元気になり、名古屋へ独りで遊びに行ったり、金曜日には夕方から私達と、安城七夕まつりに行き、たこ焼き食べたり、最終日の土曜日には、安城デンパークのフィナーレの花火を見に行ったりして、ぎゅっと凝縮した密度の濃い一週間を過ごしました。
「安城七夕祭り」
「安城七夕祭り」
「安城デンパーク」
「安城デンパーク花火」
大学では、一年間だけスタンダードジャパニーズの授業を取り、来たばかりの時は、日本語を聞くのも話すのも悪戦苦闘していましたが、後半の数日は、かなり速い日本語も聞き取れるようになっていたのには、本当に驚きました。
見送る最終日の午前中は、特に何をするでもなく、家の中でいろんな話をして過ごしましたが、それが逆に余計に名残惜しさを感じることになってしまいました。見送る時間が近づいてくるに連れ、もっともっと話がしたい、という思いが募り、とても辛かったです。
今の時代、FacebookやSkypeなどで、いつでもつながることができるとは言え、直接会って話をするということに勝るものはないと思います。
日本に好意的だから、日本に来るのは当然かもしれませんが、これまでに我が家にホームステイに来てくれた、各国の学生、社会人を見ていると、メディアで伝えている諸外国の報道が、全て嘘ではないにしても、いかに偏っていて、一方的な報道かが分かります。どんな事実も、それが片側からだけの報道であるかぎり、本当の事実ではないのだと気づかせてもらえます。
最終日、彼を送って行って家に帰ると、テーブルに置き手紙がありました。家を出る時はなかったと思うのですが、いつの間に置いたんでしょうか。
「小野ファミリーのおかげで、日本がさらに好きになりました。アメリカにも来て!」と結んでいました。
一週間の思い出と感謝の思いを伝えようと、一所懸命書いてくれたんだと思います。
そう思った瞬間、目から溢れるものを抑えることができませんでした。
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