KONOKA’s Blog

持ち込みの生豆の焙煎依頼を頂きました。

今回の依頼元は、東京都文京区のBartenderCafe様です。
BartenderCafe様は、「薬草酒＆梅酒・PureHerb・少数民族珈琲に特化したOrganatural(オーガナチュラル)コンセプトのBar＆Cafe」（HPより）です。

お送りいただいた生豆は、タイ・チェンマイの少数民族「アカ族」の栽培する「アカアマコーヒー」です。アカアマのアマとは、お母さんという意味で、アカ族のLeeさんのお母さんの栽培するコーヒーです。

アカ族のLeeさんは、自分の村のために何かしたいということで、お母さんの栽培するコーヒーを世界に広めようと普及活動をしています。世界的なコンテストでも最高品質のコーヒーとして受賞もしているようです。その他、アカアマコーヒーについてご興味にある方は、ぜひ調べてみてください。

チェンマイではアカアマコーヒーが楽しめるカフェは現在2店舗あるようです。チェンマイを訪れたら、必ず行くべきお店ですね。

さて肝心のコーヒー豆ですが、実はこのアカ族のコーヒー豆の焙煎依頼を頂くのは2回目です。（BartenderCafe様からのご依頼は3回）

前回も生豆の綺麗さに驚きましたが、今回も同様にめちゃくちゃ綺麗でした。（生豆の写真を撮るのを忘れました）ここまで綺麗なのは、人が目で見ながら完熟豆を手摘みで収穫しないと絶対できないことです。

すべて状態の揃った完熟豆なので、焼き上がりもこんなに綺麗に仕上がります。焙煎後の選別も、焙煎の過程で割れてしまったものがほんの少しあっただけで、色むらは全くと言っていいほどありませんでした。（色自体は写真だと全く同じようには伝わりませんね）





焙煎直後でまだ味に落ち着きがない状態ですがテイスティングしてみました。フルシティー寄りで甘みと酸味を残してほしいというご依頼でしたが、今回も納得のいく焙煎ができたと思います。





フルシティーに入り始めると、だんだんと苦味が出てきますが、ちゃんと甘みと爽やかな酸味を作ることができました。それでいて軽い苦味もあるので、飲みごたえもしっかりしています。

焙煎はその豆の持っている特性を引き出す作業で、持っていない性質は作ることができないので、このアカ族のコーヒーの品質がいかに高いかがうかがえます。

そんなアカ族のLeeさんの思いを引き継ぐ気持ちで、焙煎にも心を込めさせていただきました。明日、さっそくご依頼元のBartenderCafe様へお送りします。

例によって、BeOneトリニティーゼットを生豆にたっぷりスプレーして焙煎させていただきました。このコーヒーを飲む人が、心から癒され元気になってくれたらと思います。

焙煎のご依頼を頂いたBartenderCafe様主催のマルシェ「小さなセカイイチ」が3/11（日）に開催されます。

 

今回焙煎させていただいたコーヒーも、こちらで販売されるのはもちろん、なんとジョン・レノンも愛したという銀座カフェーパウリスタのバリスタがゲストとして迎えられ淹れることになっているそうです。（緊張します。。。）

 

BartenderCafe様よりマルシェの情報を頂きましたので抜粋します。

 

 

女性バーテンダーとゲストハウス女将が始めた、まだ知られていないモノを発信するマルシェです！
珈琲豆は、販売はもちろんのこと、セカイイチ珈琲と題して毎回ゲストバリスタをお迎えし、淹れて頂きます。
今回のゲストバリスタはジョン・レノンも愛した銀座パウリスタのバリスタが淹れます!!その珈琲を使ったコラボカクテルもご用意します!

 

 

聞いているだけでワクワクします (*^^*)

 

イベントの詳細は下記Facebookイベントページをご覧ください。

 

「小さなセカイイチ」

 

日時 ： 3/11(日)10:00〜16:00
場所 ： GuestHouse LittleJapan （東京都台東区浅草橋3-10-8）
　　　※JR浅草橋駅西口徒歩5分